航空機の生還率を高める方法その1
「皆さん、こんにちは。結月ゆかりです。前回は航空機の運用方法についてレクチャーしました」
「今回の初心者向けWargame: Red Dragon(以下、Wargame: RD)攻略チュートリアルでは、ひきつづき航空機の運用方法についてレクチャーしたいと思います」
「マキさん、何か質問はありますか?」
「ねえ、ゆかりん……」
「マキさん、深刻な顔をしてどうしたんですか!」
「あたしの航空機、どういうわけか、なぜかいつも撃墜されるのよ……」
「そうですか……地上ユニットと比べると、航空機の扱いは比較的困難なので、できれば初心者のうちは航空機を使わずに地上ユニットのみに専念したほうがいいと思います」
「なに、そのデジャヴなセリフ!?」
「でも、あたしは航空機を使いたいのよ! なんとかしてよ、ゆかりん!」
「仕方がありませんね。それじゃ、航空機の生還率を高めるとっておきのテクニックを教えます」
「さすがは初心者の味方、ゆかりんね! それで、どんなテクニックなの?」
「テクニックといってもそれほど難しいことではありません。航空機を呼び出したときは……」
帰投(EVAC)コマンド(デフォルトキーは"V")をいつでも入力できる状態にして、すぐに帰投できるように準備しておく
「これだけです」
「え!? いつでも逃げられるように準備しておくの!?」
「ええ……」
少しでもやばい状況になったらすぐに逃げる。
これがWargame: RDにおいて航空機の生還率を高めるコツです
「……です」
航空機の生還率を高めるコツ1
帰投(EVAC)コマンド(デフォルトキーは"V")をいつでも入力できる状態にして、少しでもやばい状況になったらすぐに逃げる
「逃げるって、マジ……?」
「ええ……」
「いいかえれば……」
航空機の運用は
細かい管理が必要不可欠
「……といえます」
「要するに……」
航空機も最高級戦車みたいに
丁寧に扱うのがいい
「……ってわけ?」
「まさしく、そのとおりですね」
「それじゃ、どういうタイミングで帰投したらいいの?」
「帰投のタイミングですが……」
当初の目標を撃破したときは、たとえミサイルが残っていたとしても、ただちに帰投させてください
「え! ミサイルが残っているのに帰投させるの!?」
「ええ……」
欲を出さないことが生き残るための一番の秘訣です
「今まで欲を出していたから、撃墜されたのね……」
「また、攻撃に向かう途中で敵ユニットが森の中に隠れたり、味方の偵察ユニットが破壊されたりして、敵ユニットを見失ってしまった場合、航空機はそのまま攻撃も帰投もせずに飛行します」
「それゆえ、敵の対空ユニットや迎撃機に航空機が撃墜される可能性が高まります」
「なので……」
攻撃の途中で敵ユニットを見失ったときは、
ただちに帰投コマンドを押して航空機を帰投させる
「……ようにしてください」
「敵ユニットを見失ったときも帰投させるの?」
「また、航空機は、対空機関砲等の攻撃によってスタン状態になったときも、武器を使用せず直進飛行します。なので、スタン状態になった場合も、ただちに帰投コマンドを押して航空機を帰投させるようにしてください」
航空機を帰投させるタイミング
(1)当初の目標を撃破したとき
(2)攻撃に向かう途中で敵ユニットを見失ったとき
(3)対空機関砲等の攻撃によってスタン状態になったとき
↓
ただちに帰投コマンド(デフォルトキーは”V”)を押して航空機を帰投させる
「ねえ、ゆかりん。(1)と(3)の場合はわかるけど、(2)の場合は、敵ユニットがまた現れるかもしれないのに帰投するの? もう少し粘れば攻撃できそうなのに、成果なしで帰るなんてもったいないなくない?」
「マキさん、そういう甘い考えだから、すぐに撃墜されるんです!」
「え! そうなの?」
「いいですか、マキさん……」
航空機はマップ上の滞在時間が長ければ長いほど撃墜される可能性が高まります
「特に、初心者は、成果を出そうと必死になるあまり、航空機を長い間滞在させることによって撃墜されるケースが圧倒的に多いのです」
「そうなんだ……」
「実際、海外のWargamerのバイブル『200-Page Guide to Wargame: Red Dragon』の著者のSandyGunfox氏も、航空機の運用方法について次のように述べています」
航空機が敵部隊の近くにいるときは、いつでも即座に航空機を帰投できるようにしなければならない。航空機が破壊される危険があるときは、すぐに帰投せよ。
「航空機の運用って、意外とデリケートなんだね」
「そうですね。よく、航空機が初心者に扱いにくいといわれる最大の理由は……」
航空機の運用には
個別の管理が必要不可欠
「……だからです」
「なるほど」
「航空機の生還率を高めるコツですが、航空機を飛ばす前に、あらかじめどの目標を攻撃すべきかを決めておいて……」
目標を達成したとき、あるいは達成できないと分かり次第、即座に航空機を帰投させる
「……ようにしてください」
「え! 目標を達成できないときも即座に退避させるの?」
「ええ……」
航空機をマップ上に
不必要に長い間待機させない
「これがWargame: RDにおいて……」
航空機の生還率を高めるコツ
「……です」
航空機の生還率を高めるコツ2
あらかじめどの目標を攻撃すべきかを決めておいて、目標を達成したとき、あるいは達成できないと分かり次第、即座に航空機を帰投させる
「例えば、私の場合は、航空機を呼び出して敵を見失ったときは……」
たとえ出撃後3秒後であったとしても、すぐに航空機を帰投させる
「……ようにしています」
「出撃後3秒後に帰投させるってマジ!?」
「そんなにすぐに帰投させていいの?」
「全然問題ありませんよ」
弾薬を消費せずにすぐに帰投させれば、
航空機の再出撃までの時間が短くなります
「そうなんだ」
「また、不必要に長い間、航空機を滞在させて撃墜されるリスクを冒すよりも……」
いったん帰投させてから、いつでも再出撃できる姿勢を相手に示すほうが、相手に対して有効な抑止力となります
「航空機の生還率が高まるだけでなく、相手に対する抑止力にもなるということね……」
「そうですね。適切な帰投のタイミングがわかるようになると、航空機の生還率が劇的に上がるようになります」
「なので、航空機の飛行中は帰投コマンドをいつでも入力できるようにして、適切なタイミングで帰投できるように心がけてくださいね」
「というわけで、今回の初心者向けWargame: RD攻略チュートリアルのまとめです。みなさん、お疲れ様でした」
まとめ
航空機の生還率を高めるコツ1
帰投(EVAC)コマンド(デフォルトキーは"V")をいつでも入力できる状態にして、少しでもやばい状況になったらすぐに逃げる
航空機を帰投させるタイミング
(1)当初の目標を撃破したとき
(2)攻撃に向かう途中で敵ユニットを見失ったとき
(3)対空機関砲等の攻撃によってスタン状態になったとき
↓
ただちに帰投コマンド(デフォルトキーは”V”)を押して航空機を帰投させる
航空機が敵部隊の近くにいるときは、いつでも即座に航空機を帰投できるようにしなければならない。航空機が破壊される危険があるときは、すぐに帰投せよ。
航空機の生還率を高めるコツ2
あらかじめどの目標を攻撃すべきかを決めておいて、目標を達成したとき、あるいは達成できないと分かり次第、即座に航空機を帰投させる